ロドス島の夜空が、不可能を可能にした——かつて何もなかった場所に、新たな星が生まれたのだ。
新星の出現がヒッパルコスに天空の地図を描かせた日
紀元前134年の新星が史上初の星表を生み出すまで
紀元前134年に出現した謎の新星が、ヒッパルコスを駆り立て、史上初の包括的な星表を完成させた。
ロドス島の夜空が、ありえない光で燃え上がっていた。さそり座の中、かつて星など輝いていなかった場所に、まばゆい炎のような光点が浮かんでいた——地中海の黄昏が薄れゆく中でさえ、それははっきりと見えた。ニカイアのヒッパルコス——当代最高の天文学者——は天文台に立ち尽くし、その目が捉えている現象を説明するには、手にした青銅のアストロラーベがあまりにも無力であることを悟った。
紀元前134年の夏、宇宙はギリシャの天文学者たちが天空について信じてきたすべてを、粉々に打ち砕いたのだ。
何世紀もの間、天球は永遠にして不変のものとされてきた——それはアリストテレス自身から受け継がれた教義だった。星々は固定され、不動であり、神聖なものだった。しかし今、目の前にあるのは、天が新たなものを生み出しうるという証拠だった。ヒッパルコスは即座にその意味を理解した。もし星が現れることがあるなら、消えることもありうる。そして、もし誰もその位置を体系的に記録したことがなければ、未来の世代は何が変わったのかをどうやって知ることができるだろうか?
天空の秩序が乱れたその瞬間、ヒッパルコスは自らの畢生の大作を構想した。
💡 2,100年以上前にヒッパルコスが考案した星の明るさを測る等級システムは、対数による精密化を経て、今日でも天文学者たちが使用するシステムの基盤となっている。